2011年9月29日木曜日

風になりたい

大きな帆を立てて~あなたの手を引いて~♪
荒れ狂う波にもまれ~今すぐ~風になりたい~♪
天国じゃなくても~楽園じゃなくても~♪
あなたに会えた幸せ~感じて~風になりたい~♪

はい!THE  BOOMの名曲「風になりたい」で始まりました(^◇^)



風になりたいってわけですが
鳥取砂丘でパラグライダー体験ができるのをご存知でしょうか?


鳥取県の観光地として有名な砂丘。
ただ、砂丘を見て帰るだけってのも味気ないというかなんというか(-_-;)
どうせなら砂丘ならではの体験をしてみよう!ってことで
パラグライダー体験に行ってきました!!



鳥取駅から砂丘までのアクセスは
鳥取駅北口を出て左ななめ前のバスターミナル0番乗り場から。

















バスに揺れること約20分で到着です。


今回僕たちがお世話になったのは『ゼロ パラグライダースクール』。


気軽に体験できる半日コース(7,000円)に申し込みました。
※事前に電話での予約制になっていますのでご注意ください。

公式サイトはこちら→ゼロ パラグライダースクール
TEL 0857-29-9098 FAX 0857-29-9093


砂丘に着いたら、お土産などが売っている「らくだや」の前に集合。

















受付を済ませてから機材を担いで砂丘に向かいます。
この機材自体そんなに重くはないんですが
砂の上を歩くので、足を取られて結構しんどいです!

















でも、ランナーズハイならぬパラグライダーズハイになってた僕はまだ余裕でした♪
この時までは………。


15分ほど歩きテイクオフのポイントに到着。ここから日本海が一望できます。



上の動画からも分かるように、
この日は中止一歩手前になるぐらいの海からの強い風が!

準備をし、簡単な説明を受けてからすぐにフライトに入ります。

















この説明だけで本当に飛ぶことができるのか??
って心の整理もつかないまま、そうこうしているうちにテイクオフ♪


1回目からこんなに簡単に飛ぶことができるのかってぐらい、簡単に飛べます!

ガイドの方に拡声器で指示していただいて操縦するので着陸も大丈夫。
何より、下がやわらかい砂なので全然痛くないです。
僕の場合、着陸っていうよりはお尻から突っ込む不時着でしたけどね(o)



飛んだはいいけどまた丘に登るのが大変!
機材を担いでの登りは
想像している3倍は大変だと思っていただいて結構かと思います。



この時点で僕の両足が悲鳴を上げていたのは言うまでもありません…

2回目のテイクオフ!


1回目より10秒ぐらい長く飛べました。
まわりの景色を見る余裕もあって、日本海に向かって飛んで行くイメージなので
すごい壮大な感じを体験できます。


機材を担ぎ、また上まで登ってきた頃には3回目を飛ぶ余力はありませんでした(-_-;)

半日コースを体験される方でだいたい平均2回のフライトだそうです。
夏場は下からの照り返しもあり暑さも増すので
時期的には春、秋がオススメかと思います。

※尚、12月はゼロパラグライダースクールは完全休業となります。





半日体験コースが終わり、昼食は「鯛喜(たいき)」で海鮮丼!
ここは人気店なので砂丘に着いたらすぐに予約しておく方がいいです。


モリモリは鳥取三昧丼1,570円
まぐろ、カニ、イカが丼を埋め尽くすほどのっています!


僕は海鮮丼1,150円)を注文。鳥取港で仕入れる新鮮なネタは日によって変わります。
この日は鯛、鯵、ブリ、甘エビ、ホタテ、イカなど約10種。


ちなみにこの海鮮丼は「美味しいものを食べていただきたい」と
下ごしらえに手をかけているので150食限定となっています。


ネタがいいからもちろんですが、
砂丘でさばく魚はめちゃめちゃ美味しいです。…砂漠だけに(^◇^)
この美味しさは、「歩く広辞苑」と言われる僕にさえ
表現できない程なので、是非食べに行ってみてください!!笑



パラグライダー体験…正直思っている以上にかなりハードです!
それでも、それ以上に“飛ぶのは楽しい”です。
風になってみたい方には鳥取砂丘でのパラグライダーをおすすめします!


<おすすめプラン>
スーパーはくと1号 鳥取着10:12
→バスで砂丘へ 約20分
→パラグライダー体験半日コース
→ 「鯛喜(たいき)」で昼食
→バスで鳥取駅へ 約20分
スーパーはくと12号 鳥取発16:54 


 

2011年9月16日金曜日

9月9日は救急の日

99『救急の日』を前に
8日、智頭消防署で救命講習会に参加してきました。
智頭急行は各課から6名の参加でした。
 

今年は東日本大震災や大雨洪水などの災害が相次いでおり
皆さんも救命などについて関心が高くなりつつあるんじゃないでしょうか?


大規模災害を問わずに
日常生活の身の回りで万が一の事故や病気が発生することもあります。
そうなった場合、すぐに救急車を呼ぶことはもちろんですが
到着するまでの僅かな時間が生死を分ける11であり
救命救急の術を会得することがいかに重要かというのが分かります。



まず、簡単な説明を受けた後に手本を見せていただきました。


救命処置の流れをおおまかに言うと、
①「大丈夫ですか?」などと声をかけ、反応を確認する。
(※反応がない場合) 

②助けを呼び、119通報とAEDの手配をします。

















ポイントとして、119番通報を頼んだ人に通報したら戻ってくるように伝えておくことが大事です。
これは本当に通報したのかの確認と救命処置を手伝ってもらうためのものです。
③気道の確保と④呼吸の確認。


ポイントとして④呼吸の確認は、
・胸や腹部の上がり下がりを見て
・息の音を聞いて
・頬で息を感じて
 の「見て、聞いて、感じて」3つで確認します。

(※正常な呼吸がなければ)

⑤人工呼吸


気道を確保したまま傷病者の鼻をつまみ、息を約1秒かけて吹き込みます。
息を吹き込んだ際に、傷病者の胸が持ち上がるのかを確認するのがポイントです。
これを2行います。

※2回の人口呼吸が終わったら、あるいは省略することにしたら)

⑥胸骨圧迫(心臓マッサージ)


胸の真ん中(乳頭と乳頭を結ぶ線の真ん中)を重ねた両手で
「強く、速く、絶え間なく」圧迫します。
ポイントとして、上の写真を見て分かるように
肘をまっすぐに伸ばして手のつけね部分で、傷病者の胸が45cm沈むぐらい強く
1分間に100回の早いテンポで30連続して圧迫します。
⑦心肺蘇生法の実施(胸骨圧迫と人工呼吸の組み合わせを継続)
胸骨圧迫を30回連続して行った後に人工呼吸を2回。
この胸骨圧迫と人工呼吸の組み合わせを、救急隊に引き継ぐまで絶え間なく続けます。



もし、救助者が2人以上いる場合は上の写真のように2人で分担して行うこともできます。



という感じで、一通りレクチャーが終わってから実技に移りました。
見るのとやるのとは大違いで少し戸惑っている感はありましたが、
ちずきゅう社員全員、真剣に取り組みました!

















AEDの使用手順も教えていただきましたが、特別難しい操作などはありませんでした。
音声案内に従ってやれば誰でも使えるかと思います。
しかし、緊急時は誰でも慌ててしまいます。
そのための講習なのだと改めて感じました。


「早い通報」「適切で速やかな救命処置」が重要で、
誰もが救命に関する知識と技術を共有することが何より必要なのです。


僕自身そういった緊急の場面に遭遇したら関わりたくないなぁと思ってしまいがちでしたが、
講習を受けたことで自分にもできるという自信を持てた気もします。

救命講習会は全国の消防署で行われていますので、
皆さんもそういう場面に遭遇した時に備えて受講されてみてはいかがでしょうか?
詳しくはお近くの消防署に問い合わせてみて下さい。



智頭急行には現在のところ、駅・車内にAEDの設置はございません。
智頭線沿線ではJR上郡駅のみ設置されています。

駅や車内で万が一、緊急の場面に遭遇された場合は
ただちに駅係員や乗務員にご連絡くださいますようお願い致します。


 
あなたにも救えるがあります。

2011年9月15日木曜日

杉玉道場入門!

智頭町は、別名「杉の町・智頭」
と呼ばれているほど杉がとっても有名です。
その「杉の町・智頭」を代表する特産品が杉玉なのです

杉玉は別名「酒林」(さかばやし)とも呼ばれていて
元々は造り酒屋などの軒先に緑の杉玉を吊すことで
新酒が出来たことを発表、掲示の役目をしていました。
更にその杉玉が緑から茶色へと変化した頃
新酒の熟成が進んだ事を人々は判断しお酒を楽しんだそうです。
 
 ↑↑大きな杉玉が掲げられているコチラ
石谷家住宅側にある造り酒屋、1859年創業「諏訪酒造」です。

智頭宿では諏訪酒造だけでなく
民家の軒先のあちこちに杉玉が吊るされ
観光客をお出迎えしてくれています
 軒下に吊るされている杉玉は
なんとも言えない風情があると思いませんか?

智頭宿を訪れた際には意識して杉玉を探してみると
一味違った楽しみ方ができますよ。

さて、智頭駅から歩いて約10分、智頭宿は特産村の一角に
智頭杉を使って杉玉を作る
「杉玉道場」があります。


今回わたし達は、その!!
杉玉づくりに挑戦してきました。

いつもは二人だけの取材が多いわたし達ですが
今回は、わたし、えいちゃん、他3名の社員の総勢5名での参加です

9月に入ったとはいえ
日中の最高気温が30度を超えるほど
まだまだ残暑厳しい智頭町ですが
実は、杉玉道場の工房内は、とっても狭い!!
なので、大人5人が作業をしようものなら、手狭なうえ
この季節は特に暑い!!のです。

という事で
杉玉道場代表・藤井先生の計らいにより
智頭宿の裏山にあたる牛臥山の山小屋で作業させて頂ける事となりました

細くスリリングな山道を車で約20分
牛臥山を上がった所に山小屋はあります。


 ふもとのムシ暑さがウソの様に、心地よい風が吹き抜けます。
ここから見える智頭町のながめは最高でしたよ(^O^)

あっ↑↑↑栗の木です!!
秋はそこまで来ていますね

山小屋からの眺めの良さに、ここへ来た目的をうっかり忘れそうになりながら(^_^;)
いざ、作業開始です

杉玉は、針金で作った丸い芯に
杉の葉で作った葉束を、隙間無く差し込んで作っていきます。
ちなみに↑↑こちらの芯も、社員の手作り

本来であれば、ある程度先生が作った杉玉に、葉束を差し込んで仕上げていく
という体験がスタンダードなのですが
今回は、先生のお力はなるべく借りず

 自分たちで杉玉を作ってみよう!!

をスローガンに、まずは杉の葉を束ねる作業から始めました。
杉の枝から葉を間引き、間引いた葉を糸で縛れば葉束の完成です。

直径14~15センチの杉玉1つを作るのに
この葉束が約200~300前後必要なのだそうで
ここから数時間、地道な作業が続きます。

続いて葉束を芯に差し込む作業です。
杉の葉を下から上へと差し込んでいきます。
 
差し込むというよりねじ込むといった表現がピッタリなのですが
わずかな隙間も見逃さず、力の限りねじ込まなくてはなりません。

先生にわたしの作品を見て頂いたのですが!!
 
ひょえー!!どんどん葉っぱが入っていきます\(◎Д◎)/

わたしの杉玉、葉の差し込みが甘かったようで
この状態のまま作業を進めていたら
葉束が抜け落ちてしまい
目も当てられない状態になるところだったそうです。

危なかった~(TДT)

何とか先生の応急処置によりそれらしい物へと生まれ変わり
仕上げのカットを経て

みごと完成です
 
 う~ん
何とも言えない緑の良い香りがします。
この日、9:30~18:00まで
休憩もそこそこに、必死に作業したのですが
結局、完成した杉玉は四つ。

杉玉づくりは
時間と根気と体力のいる力仕事なのだと感じました。

杉玉体験は、作業行程や大きさによって値段も変わってきます。
お申し込みの際は、作業時間と価格をしっかり相談されてから挑戦して下さい。

このブログを読んで
牛臥の山小屋で作業がしてみたい!!という方も
予約の際に相談していただければ送迎付きで対応します。
との事でしたよ(*^∀^*)♪♪

詳しいお問合わせは
【杉玉道場】
所在地/鳥取県八頭郡智頭町智頭409
TEL:0858-75-0452
料金/5000円~(直径18㎝から)

杉の葉はこれからがベストシーズンです。
智頭町にお越しの際は杉玉づくりを体験して
オンリーワンの素敵なお土産を手に入れて下さいね(^_-)-



 


2011年9月13日火曜日

梨づくしの旅@たまにラーメン②

前回、「梨づくしの旅@たまにラーメン①」の続きです(^◇^)

モリモリと二手に分かれた僕は
まず、牛骨ラーメンの御三家のひとつと言われる「いのよし」へ向かいました。
この店もなしっこ館からは徒歩約15です。
(店舗地図はこちらから公式サイト→鳥取県観光連盟


がっ!まさかの定休日…イージーなミスと書いてイージーミス。
事前に休みの日の確認はお忘れずに!
牛骨ラーメン公式サイトから「いのよし」のラーメンの画像だけは載せておきますね~




さて、気を取り直してバスで倉吉駅へ。


目指すは駅から徒歩約5分の「ラーメン幸雅」。
駅前の道を南に行くと右手にレンタルビデオ屋のゲオがあり、そのすぐ左隣!


時間はちょうど昼時。店内に入るとほぼ満席。
空腹界のスペシャリスト、体操界でゆう池谷幸雄になっていた僕には、
待ち時間は生き地獄と化しました(-_-;)

1軒目の「いのよし」が食べられなかったその腹いせ?にセットメニューを注文!
なつ旨ラーメン牛スジ丼セット!



食べた。

ただ食べた。

夏バテで失われた体力と忘れかけてた純粋な心を取り戻すかのように、
ただただ食べた…。


牛骨って豚骨並みにこってりかと思いきや、スープは思っていたよりあっさりの“しお系”
牛骨の香り、甘味、旨味が凝縮されたスープとちぢれ麺がよく合っていて、
思わず禁断の「ウモ~ゥ」じゃなかった、「ウマ~ィ」が出てしまいました(^◇^)

このセットで納得の900円



お腹もいっぱいになったところでお口直しにデザート♪
今回は梨づくしの旅@ってことなので梨ソフトクリーム300円)を。

梨ソフトはなしっこ館受付の横にあるフルーツパーラーで食べることができます。

















梨の風味があって、甘すぎずあっさりな味でした!
ラーメン後の口の中がリセットされます。

食後に梨ソフトが食べたい方は、
モリモリが行った「日の丸食堂」や「レストラン三日月」など
なしっこ館近くの店に行く方がいいかと思います。
倉吉駅方面に戻ってしまうと、またなしっこ館にバスで行くのは面倒ですからね。



そして、いよいよ今回のメイン『梨選果場見学』です。
選果場は鳥取県内にもいくつかあるのですが
東洋一といわれる湯梨浜町の東郷梨選果場へ!


ちなみに湯梨浜町の町名は、町の特色である(温泉)、二十世紀梨砂浜から。
それぐらい「梨」が有名な町です(^◇^)


倉吉駅から鳥取方面へ一駅の松崎駅へ向かいます。



 駅から選果場までは徒歩約5分の距離です。
ホームからは巨大な選果場が見えているので、迷うこともないと思います。



近くまで行くと更にデカい!
大型トラックが小さく見えるぐらいです。





受付を済ませてから専属ガイドの方に約1時間案内していただきます。

選果場内は冷房も無しで(梨だけに)サウナ状態のなか、
二十世紀梨カラーの帽子をかぶった約400人の方が作業されているそうです。


選果の流れをおおまかに言うと、まず目視で3等級に手選別。
















次に1個ずつバーコードの付いたトレーで、最新技術を駆使した光センサーに移動。


光センサーで全果実の糖度、熟度など品質を測定。
センサー付近では撮影禁止のため写真はありませんが悪しからず…
梨を吸引して詰めるロボットで箱詰め。


箱詰めされた二十世紀梨の出来上がり。

 
そしてトラックに積み込み全国に出荷という流れになります。
この選果場から一日60万個の梨が出荷されていくそうです。



見学ツアー(800)には選果場見学+食べ放題も付いています。
オプションとしてお土産セットプランなどもあります。


選果場見学のご予約、お問い合わせは
湯梨浜町観光協会
TEL 0858-35-5382 FAX 0858-35-5387
(公式サイトはこちら→湯梨浜町観光協会


見学ツアーが終われば、
場内の直売所で梨を安く購入もできますし全国発送も可能です(^◇^)

















二十世紀梨の発送は~9月16日までを予定。
その他の品種などは、東郷梨選果場(TEL 0858-32-2014)までお問い合わせください。



なしっこ館で梨を知ることから始まり、牛骨ラーメンをはさんで、梨選果場見学で締める
梨づくしの旅@はこれにて終わり。

定番の梨狩り体験ではなく、
たまにはちょっと違った選果場見学などもいいんじゃないでしょうか?


<おすすめプラン>
スーパーはくと1号 倉吉着10:44
→バスでなしっこ館へ 約8
→牛骨ラーメン巡り
→山陰本線鳥取方面とっとりライナー 倉吉発14:00
→とっとりライナー 松崎着14:07
→『東郷梨選果場』まで徒歩5
→見学ツアー 40分~1時間
→山陰本線米子方面普通列車 松崎発15:38
→普通列車 倉吉着15:44
スーパーはくと12号 倉吉発16:24