2012年2月29日水曜日

因州和紙の紙すき体験

特急スーパーはくとを身近に感じよう!!

第2弾は
特急スーパーはくと通路扉のガラスにも採用されている
 
因州和紙のご紹介です(^O^)/

特急スーパーはくとを身近に感じよう!!
第1弾、5号車内の携帯電話コーナーにある
照明のカバーでも採用された智頭町特産
『智頭杉』を使った木工体験の様子は
コチラ→「智頭町で智頭杉体験

因州和紙
その起源は諸説ありますが
奈良時代の正倉院文書の中に
因幡の国で抄紙されたと推測される紙が保存されていることから
その歴史は千数百年以上とも言われています。

第2弾の今回は
因州和紙、紙すき体験のできる
あおや和紙工房』さんにお邪魔しました♪

最寄駅はJR山陰本線「青谷駅」
改札を出るとそこはもう和紙の里といった風情で
 
駅舎の中は、因州和紙の照明やちぎり絵など
和紙で作られた様々な作品が展示されています。

駅を出て、青谷駅、駐在所前にあるバス停より
小畑行のバスに乗り込みいざ『あおや和紙工房』へ

あおや和紙工房へはフリー区間のため
「あおや和紙工房下車」と運転士さんにお伝えして下さいね♪

バスに揺られること約15分。
 
『あおや和紙工房』到着です(^O^)/

館内に入ると
和紙のオーロラが幻想的にお出迎え。
七色にきらめいています。
 
天井にある↑↑丸や四角の照明に注目!!

こちらの照明、切ったり貼ったりして作られるのではなく
特殊な技法で立体的に
1枚の和紙から製造されているそうですよ。

作り方は企業秘密だそうです(^皿^)

館内を見学後は、いよいよ紙すき体験です☆

紙すき体験は1人¥500
所要時間は1時間~となります。

「手すき和紙体験工房」がこちら
 

体験の前に
楮(こうぞ)、今回使う雁皮(がんぴ)といった
和紙の原料となる木の説明や

お札の光沢材としても採用されている
三椏(みつまた)の説明をレクチャー

更に、体験するうえでの注意事項を学習します。

ちなみに三椏(みつまた)は
あおや和紙工房の敷地内にも植えられているので
訪れた際にはこちらもチェックしましょう(^O^)/


和紙の原料についてお勉強した後は
いよいよ紙すき体験スタート。

冬場の紙すきは、繊維の馴染みもよく
上質な和紙が出来上がるため
今が絶好の紙すき体験シーズンなのだそう♪

ということで、いざ入水。
 
水が冷たくて指が痛いです(笑)

手伝っていただきながら
何とか均等になるよう紙すきを終えると
色つけ&飾り付け作業に入ります♪

和紙を溶かした色とりどりのヨウ液を、
紙すきした簀桁(すけた)の中へ垂らしていき
パステルカラーにほんのり色付け
 
端切れの和紙を使い好きな模様に仕上げていきます。

絵柄が完成すると
バキュウームの様な機械で水分を吸い取り

更に乾いた布で拭き取ります。
 

仕上げに200℃の鉄板に和紙を張り付け
急速乾燥!!

そして待つこと15分☆

シワにならない様にゆっくり、ゆっくり剥がしていくと・・・
 

じゃーん♪完成です☆
 
どうでしょう?(笑)
本当は「はくとくん」を作りたかったのですが
難易度の高さに断念してしまいました(笑)

あおや和紙工房では紙すき体験の他にも
豊富な体験メニューを数多くとりそろえております。
興味を持たれた方は、ぜひお問合わせしてみて下さいね。

詳しいお問合わせは↓↓コチラまで(^∇^)/
あおや和紙工房 TEL 0857-86-6060

さて、ここからは待ちに待ったランチタイム♪

あおや和紙工房、本館隣りには、ステキなカフェ
「ママ・カフェ・ベリー」があるのですが
 

店内に入るとそこは
和紙でつくられた照明やモチーフがいたる所にディスプレイされ
落ち着いた空間を演出しています。

タニーが注文したのは
本日の日替わりランチ¥1000(ドリンク付)
 
この日の日替わりメニューは
紫黒米のライス自家製黒胡麻ドレッシングのサラダ
地元産メイクインのポテトサラダ
春菊と椎茸の和えものハクサイとブナピーの和えもの
青谷町の酒造メーカー、日置桜の粕汁
メインは、豚うす切チーズはさみカツでした。

ちなみにわたしは
鳥かつランチ¥1050(ドリンク付)を注文。
 
どちらも野菜たっぷりでボリューム満点(^O^)/
地元食材をたっぷり使っています。

ママ・カフェ・ベリーでは、プラス¥350で
自家製のおいしいケーキも食べられます♪
 
タニーが選んだのは
キャロット&オレンジのシフォンケーキ自家製カルピス

わたしは、紅茶のシフォンケーキアイスカフェオーレ
 
※ドリンク代金はランチセットに含まれています。

お昼時以外であれば
ケーキセットとして注文もできますので
ご休憩の際はご利用してみて下さいね☆

あおや和紙工房では
季節ごとにテーマを変えての企画展も開催しています。

只今の期間、3月31日(日)まで
「第8回 因州和紙あかり展」
 

好評開催中です♪

著名人による審査や、一般投票などで選ばれた優秀作品の他
過去の入選作品や招待作品などを展示。
 
どの作品もスタイリッシュで幻想的
来館された際はこちらも堪能しちゃいましょう♪

特急スーパーはくとを身近に感じよう第2弾
伝統民工芸品に触れる旅いかがでしたか?
第2弾はこれにて終了ですが

特急スーパーはくとの車内には智頭杉や因州和紙の他にも
鳥取県の民工芸品がいたる所に採用されています。
ご乗車の際は探してみて下さいね☆

それでは
次回、スーパーはくとを身近に感じよう第3弾を
お楽しみにね☆

~本日の行程
10:44 特急スーパーはくと1号 JR倉吉駅着
10:51 JR山陰本線 普通列車鳥取行 発
11:16 JR山陰本線 青谷駅 着
11:32 日の丸バス 小畑行 発
11:49 あおや和紙工房前 着
↓ (あおや和紙工房 紙すき体験、カフェママベリーランチ)
14:08 あおや和紙工房 発
14:24 JR山陰本線 青谷駅 着
14:38 JR山陰本線米子行 発
14:56 JR倉吉駅 着
↓ (倉吉観光)
16:24 特急スーパーはくと12号 京都行



より大きな地図で あおや和紙工房 を表示

2012年2月28日火曜日

智頭町で智頭杉体験

今回から始まる

『スーパーはくとを身近に感じよう!!』シリーズ!!




このシリーズでは今回のブログから4回にわたり
スーパーはくと車内に設置されている
鳥取県の民工芸品の制作の様子を見学したり触れあったりして
してその様子を紹介していきます!





今回は第1弾ということで『智頭杉』を身近に感じます!



それでは智頭杉について少し勉強を・・・


智頭杉とは智頭急行本社や智頭駅のある智頭町の杉のことです。
智頭町は面積の93%が山林でそのほとんどが杉だそうです。


智頭杉はこれまで住宅用資材としての利用が中心だったのですが
最近では様々な用途開発が進み美しい智頭杉を使った
さまざまな製品が作られているんです!


智頭急行でも智頭杉の葉を使って杉玉列車を走らせたのも
記憶に新しいですよね(^○^)




と、智頭杉の説明はこれくらいにしてここで問題です!!




スーパーはくとの車内でどこに

智頭杉が使用されているか分かりますか?

座席付近ではないのでちょっと難しいかもしれませんね(^_^;)

スーパーはくと車内であることをしたことがある方なら分かると思います。










分かりましたか?








それでは正解はこちら!!






正解は5号車にある携帯電話コーナーです!
スーパーはくとの中で電話をしたことがある人
は分かったんじゃないですか (^O^)/



智頭杉を格子状にアレンジした照明を使用しています。


他にも洗面所の照明には『因州和紙』に『智頭杉』の
皮を漉(す)き込んだ照明を使用していますよ





では本題に・・
今回は智頭駅から歩いて5分の智頭町にあるちづ木の香り工房
にやってきました!



 
ちづ木の香り工房では智頭杉を使って箸や貯金箱などの
木工品作りを体験することができます。






さすがに格子状の照明は作れないので


僕たちは智頭杉を使った箸づくりの体験をさせてもらうことにしました!




中に入ると

まずはちづ木の香り工房の豊国さんから説明を受けます。
小刀を使ってひたすら杉を削り自分の好きな箸の形にしていくだけなので
注意点など簡単な説明です。





奥にあるお手本を参考にどんな箸にしたいか頭の中で決めておきます。




それでは作業開始!!削っていきましょう!!
このようにひたすら削っていきます。





難しい時は少し指示を仰いで・・・






さらにまたひたすら削ります
根気との勝負です!
















削り続けて1時間30分
僕は完成!!ということにしました・・
分かりにくいと思いますが
変な形ですよね(^_^;)



削れば削るほど他のところが気になりそこを削るとまた他の所を削っての
繰り返しでどんどん細くいびつになっていきました(>_<)



時間があれば限りなく削っていけるので
このまま削っていくとさらに変な形に
なってしまいそうだったのでこれで完成ということにしました (^_^;)





このあと紙やすりで仕上げです!





紙やすりで擦るだけで全然違います。
形は変ですけど見た目で箸って分かりますよね?・・・
ツルツルになるので結構それらしくなります!
でもやっぱり自分が思い描いていた完成形と違う結果でした(;_;)








そのころモリモリは・・・・


まだ削っています。

細かいところはこんな感じで削ります。
ちゃんと先端に向けて細くなっていっています。
モリモリは僕と違い器用です(^_^;)




そしてモリモリも仕上げの紙やすりです。
ということでモリモリも完成



ちょっと大きいような気もしますが形は箸って感じです。







最後に丁寧にラッピングしていただきました.。

上がモリモリで
下が僕のです。


やっぱりモリモリの方が上手で箸っぽいですね(^_^;)



あまりきれいにできませんでしたが紙やすりで擦ったり
ラッピングしてもらったりするときれいに見えますね。


モリモリはこだわってやっていたので2時間くらいはかかっていました。





今回は杉箸づくりということで木工品づくりの体験をしたのですが
ちづ木の香り工房では他にもおぼんやシャーペン等の木製品も
販売しています!
このシャーペンがきれいで気になったので載せておきます。
価格は2000円です。







ちづ木の香り工房は
営業時間は8:00~17:00
定休日は毎週日曜日、毎月第2・第4金曜日、お盆、年末年始です。
木製品の販売は営業時間内可能ですが、木工体験づくりは要予約
ということですので下記電話番号まで予約をお願いします。
0857-75-2220








僕たちは杉箸でしたが皆さんも木工品の製作体験をしたり、木工品を購入したりして
ちづ木の香り工房で智頭杉を感じてみてはいかがでしょうか。







それではスーパーはくとを身近に感じよう!!第1弾『智頭杉』は終了です。
第2弾はなんでしょう?お楽しみに(^○^)






 
より大きな地図で ちづ木の香り工房 を表示



2012年2月24日金曜日

名探偵コナンのふるさと

このブログを見ている皆さん!名探偵コナンは知っていますよね!?

では名探偵コナンの作者の青山剛昌先生が
鳥取県出身だということも知っていますか?



青山剛昌先生は鳥取県中部の北栄(ほくえい)町出身です。
今回はその北栄町にある青山剛昌ふるさと館に行ってきました(^O^)/



10:44スーパーはくと1号で倉吉駅到着

倉吉駅から普通列車で10分!由良駅に到着です!


由良駅に着くと
ど~ん

いきなりコナン君がお出迎えです



由良駅から青山剛昌ふるさと館までの道をコナン通りといって
いろんなコナン君に出会えます



北栄町図書館前では新一がいます




マンホールにまでコナン君がいます(^○^)




道中のコナン大橋にもコナン君がいます。


いろんなコナン君に出会いながら青山剛昌ふるさと館到着です!




それではさっそく中に入りましょう!






入館料を払って受付でチケットをもらいます。
チケットは全3種類!


実はこのチケットもう一種類ありそのチケットは

コナン君の誕生日5月4日に行くともらえる

バースデイ限定チケットなんです!

絵柄は秘密なのでぜひ5月4日に行ってみてください!





それでは回っていきましょう!
少年時代Ⅰ・Ⅱでは青山先生の小学生の時に

書いたマンガや絵などが飾られています。

小学校の卒業文集も展示されておりなんとその中で

なんと「将来は私立探偵専門のマンガ家になりたい」との記述があるんです!!

文集を読んだときドキッとしました・・夢を叶えてるってすごいです!



青山剛昌原画・原稿ギャラリーとして青山剛昌先生の歴史が写真を使って

中学生時代から『まじっく快斗』『YAIBA』までのことが紹介されております。





 次は青山剛昌先生の仕事部屋の再現です。

写真左上のテレビで実際の部屋での創作活動の様子が流れるのですが

かなり細かいところまで仕事部屋が再現されているようでした。








原稿の散らかり具合もリアルです(笑)



こちらのコナン原画ギャラリーは圧巻です!

複製原画がずら~っと展示されてあります!

1枚1枚紹介していきたいくらい迫力のある原稿ばかりですが

アップでの撮影禁止ということで許可を得てこの距離からの写真です!!





次は3月15日までの企画展示「阿笠博士の発明品モチーフ展」です


蝶ネクタイ型変声機や腕時計型麻酔銃、ターボエンジン付きスケートボードなど
知っている道具もありました!





コナン・ザ・コレクションでは映画のグッズや北栄町とコラボしたグッズが展示してあります。
ここはレアグッズがたくさん!
その中でも気になったのがこちら!!!

名探偵コナンは中学校の英語の教科書や
北栄町の小中学校の給食食器として使用されているんです!(^^)!


 ちなみに名探偵コナンは韓国、中国、フランス、ドイツ、アメリカ、
カナダなどなど世界各国で翻訳版が発売されています!!


青山剛昌ふるさと館に来館されるお客さんも外国人の方が多いらしく
僕たちが行った日も外国人の方が来ていました!
コナン君はワールドワイドなんです!!!







ここは実際に名探偵コナンで使用されているトリックが体験できます
3種類あるのですがこの『動く人形トリック』が
僕は1番良かったです☆
お~~!と感心してしまうトリックが体験出来ました(^○^)
実際に体験してみると面白いですよ


これで1階は終わり。



階段で2階に上がると劇場版のポスターがずらり
今までの劇場版名探偵コナン15作のポスターが並んでいます。


4月公開予定の劇場版最新作『11人目のストライカー』
もありました。
アニメのポスターではなく青山先生描き下ろしのポスターです!






グランドフィナーレです。


このマリオネットは人形本体をはじめ、人形を動かしているからくり、

からくりを設置する舞台などの全てが、一つひとつ手作りされているそうです。

30分に1回10分程度の劇なのですが、

スピーカーから流れる音楽に合わせてベルが生演奏します。

本当に音楽に合わせて人形がちょっと動くだけなので
ちょっと気味悪い感じもしたのですが(^_^;)独特の世界観は
なんだか引き込まれるものがありました。






ということで階段を降りるときに
見える陶板が最後の展示品です!!!
実際はけっこう大きいです。
ただの絵ではなく手間暇かけて制作されている陶板だそうです。
耐久性に優れていて劣化しにくくいつまでもこの美しさが保ち続けられるんですよ!
風情のある作品です。






他にもいっぱい面白い展示品があったのでもっともっと紹介していきたいのですが

やっぱり実際に行って自分の目で確かめるのがいいでしょう!!!!


場所が少しわかりにくいと思いますので
このブログ最後の地図を参考にしてください。
営業時間、入館料やこれからのイベント情報など詳しく知りたい方は
青山剛昌ふるさと館オフィシャルサイトをどうぞ↓
青山剛昌ふるさと館オフィシャルサイト










ちなみに倉吉駅のエキパル倉吉多目的ホールでは
まんが王国とっとりキックオフイベント『名探偵コナンワールド』
と題したイベントも3月4日まで開催されています!





イベント内容としては今までの劇場版名探偵コナンのポスターやストーリーパネルが
展示してあるのでそれを見て回ってクイズに解答していくといった感じです。
スタンプラリーもありました!
どのクイズも展示品を見れば分かるので難しくないですよ~


スタンプラリーは会場内にあるヒントを手掛かりに会場と倉吉駅構内に
ある合計10個のスタンプで特製ステッカーがもらえますよ(^○^)





ということで今日は
青山剛昌ふるさと館に行って

コナンワールドに行って
名探偵コナンづくしの一日を過ごして
名探偵コナンに詳しくなったと思います(^^)



青山剛昌ふるさと館は名探偵コナン好きの方は絶対行ったほうがいいです!!
マンガに興味がある方も名探偵コナンやYAIBAを通じて
一人の漫画家のこれまでの歩みや原稿など
こんなに奥深く見学できる施設は貴重だと思うのでオススメです(^o^)




僕自身正直コナンは昔アニメを見ていたのですが
最近はほとんど見てないです (>_<)
しかし、今回の取材を終えてかなり名探偵コナンが気になってきています!


今回取材に行ってからアニメも見逃してないです(笑)


ということで僕の今年の目標は



名探偵コナンの単行本を全巻集める
に決定しました。




~おすすめプラン~
10:44 スーパーはくと1号 倉吉駅着
10:53 倉吉駅発 米子行
11:03 由良駅着
11:20 昼食 牛骨ラーメン
      由良駅近くに牛骨ラーメンが食べられるお店が2店舗
      ありますので下の地図を参考にしてください
12:00 コナン通り散策 青山剛昌ふるさと館へ
12:30 青山剛昌ふるさと館着
14:30 青山剛昌ふるさと館発
14:54 由良駅発 倉吉駅行
15:08 倉吉駅着
15:15 名探偵コナンワールド エキパル倉吉
16:24 スーパーはくと12号 京都行





より大きな地図で 青山剛昌ふるさと館 を表示