2012年2月16日木曜日

鉄道の歴史を知る。

明治45年(1912)3月1日に鳥取県が全国と鉄道で繋がり今年で100年。


それを記念し現在鳥取県立博物館で
       「鳥取鉄道物語-山陰線開通100年-」
という企画展が開催されています。



入館料は600円
期間は2月11日(土・祝)から3月20日(火・祝)までです。
                                   ※現在は終了しています。





鳥取駅から出る100円循環バス『くる梨(り)』の青コース10分
『仁風閣・県立館博物館』で降りてすぐ鳥取県立博物館到着です。




館内に入ると大きなたれ幕が迎えてくれます。



階段を登り左に行くと会場です。



会場エントランスは昭和の雰囲気が味わえます。
 
旧鳥取駅舎に最後にかかっていた時刻表が展示されています。








会場内には鉄道の写真や資料がたくさん。
 200枚以上もの写真が展示されているそうです。

説明もあるので分かりやすく勉強になります。








鳥取県の鉄道の建設エリアです。

伯備線、因美線、山陰線、境線等の建設までが書かれています。
何気なく乗っている汽車も当時の写真を見て
その説明を読むとなんだか感慨深いです。







 戦争と鉄道エリアでは戦争時の鉄道の役割を知ることができます。
日本の鉄道は元々戦時の兵士・軍需物資の移送手段として
活用することを想定して計画・建設されたそうです。




他にも過去に計画されるものの不景気により作られることのなくなった
幻の三朝温泉鉄道などの計画地図や甲子園応援列車のヘッドマーク、
珍しいキップや鉄道グッズを集め展示されているコーナーがあり
そこには智頭急行の開業記念時のレアグッズもありました。








 第二展示室に入ると大きなスーパーはくとと
鳥取県には無い自動改札機があります。

スーパーはくとはこんなに大きな写真になったことがないので
今までで1番大きなサイズになっています。
本物のスーパーはくとにも負けない迫力があります。


自動改札機は実際に通って体験することも可能です。





奥に進むと
Nゲージがあります。

このNゲージは一周36メートルで5コースも走っています。
走る車両は今まで鳥取県内で運行された車両が走行しています。
さらにこのNゲージにはある秘密が隠されています。
とても面白いのでぜひ生でご覧ください。







1階のミュージアムショップには現在智頭急行グッズも販売しております。


鳥取県では智頭駅でしか販売していないので
鳥取市近辺にお住いの方は今がチャンスです。




今回の鉄道展を1冊にまとめた写真集『鳥取鉄道物語』も販売してあります。

家でも鉄道展を楽しみたい方はぜひどうぞ。
1冊700円です。





開催中はたくさんのイベントもあります。

近いものですと
2月18日(土)14:00~16:00
『立体絵画に挑戦!』というイベントがあります。
写真を使ってスーパーはくとなどの写真をカッターで切り抜き
重ねあわせ立体絵画を制作するイベントです。



他にも講演会やギャラリートーク、ミニ新幹線・SL運行などありますので
日時など詳しくは鳥取県立博物館ホームページからご覧ください。
鳥取県立博物館


それでは鉄道展の期間は3月20日(火・祝)までです。

ぜひ明治から現代までの鳥取県の鉄道の歩みをご覧ください。








より大きな地図で 鳥取県立博物館 鉄道物語-山陰線開通100年- を表示

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