と呼ばれているほど杉がとっても有名です。
その「杉の町・智頭」を代表する特産品が杉玉なのです♪
杉玉は別名「酒林」(さかばやし)とも呼ばれていて
元々は造り酒屋などの軒先に緑の杉玉を吊すことで
新酒が出来たことを発表、掲示の役目をしていました。
更にその杉玉が緑から茶色へと変化した頃
新酒の熟成が進んだ事を人々は判断しお酒を楽しんだそうです。
↑↑大きな杉玉が掲げられているコチラ新酒が出来たことを発表、掲示の役目をしていました。
更にその杉玉が緑から茶色へと変化した頃
新酒の熟成が進んだ事を人々は判断しお酒を楽しんだそうです。
石谷家住宅側にある造り酒屋、1859年創業「諏訪酒造」です。
智頭宿では諏訪酒造だけでなく
民家の軒先のあちこちに杉玉が吊るされ
観光客をお出迎えしてくれています♪
軒下に吊るされている杉玉は
なんとも言えない風情があると思いませんか?
智頭宿を訪れた際には意識して杉玉を探してみると
一味違った楽しみ方ができますよ。
さて、智頭駅から歩いて約10分、智頭宿は特産村の一角に
智頭杉を使って杉玉を作る
「杉玉道場」があります。
今回わたし達は、その!!
杉玉づくりに挑戦してきました。
いつもは二人だけの取材が多いわたし達ですが
今回は、わたし、えいちゃん、他3名の社員の総勢5名での参加です♪
9月に入ったとはいえ
日中の最高気温が30度を超えるほど
まだまだ残暑厳しい智頭町ですが
実は、杉玉道場の工房内は、とっても狭い!!
なので、大人5人が作業をしようものなら、手狭なうえ
この季節は特に暑い!!のです。
という事で
杉玉道場代表・藤井先生の計らいにより
智頭宿の裏山にあたる牛臥山の山小屋で作業させて頂ける事となりました♪
細くスリリングな山道を車で約20分
ふもとのムシ暑さがウソの様に、心地よい風が吹き抜けます。
ここから見える智頭町のながめは最高でしたよ(^O^)
あっ↑↑↑栗の木です!!
秋はそこまで来ていますね♪
山小屋からの眺めの良さに、ここへ来た目的をうっかり忘れそうになりながら(^_^;)
いざ、作業開始です★★
杉玉は、針金で作った丸い芯に
杉の葉で作った葉束を、隙間無く差し込んで作っていきます。
ちなみに↑↑こちらの芯も、社員の手作り♪
本来であれば、ある程度先生が作った杉玉に、葉束を差し込んで仕上げていく
という体験がスタンダードなのですが
今回は、先生のお力はなるべく借りず
自分たちで杉玉を作ってみよう!!
をスローガンに、まずは杉の葉を束ねる作業から始めました。
杉の枝から葉を間引き、間引いた葉を糸で縛れば葉束の完成です。
直径14~15センチの杉玉1つを作るのに
この葉束が約200~300前後必要なのだそうでここから数時間、地道な作業が続きます。
杉の葉を下から上へと差し込んでいきます。
差し込むというよりねじ込むといった表現がピッタリなのですが
わずかな隙間も見逃さず、力の限りねじ込まなくてはなりません。先生にわたしの作品を見て頂いたのですが!!
ひょえー!!どんどん葉っぱが入っていきます\(◎Д◎)/
わたしの杉玉、葉の差し込みが甘かったようで
この状態のまま作業を進めていたら
葉束が抜け落ちてしまい
目も当てられない状態になるところだったそうです。
危なかった~(TДT)
何とか先生の応急処置によりそれらしい物へと生まれ変わり
仕上げのカットを経て
う~ん
何とも言えない緑の良い香りがします。この日、9:30~18:00まで
休憩もそこそこに、必死に作業したのですが
結局、完成した杉玉は四つ。
杉玉づくりは
時間と根気と体力のいる力仕事なのだと感じました。
杉玉体験は、作業行程や大きさによって値段も変わってきます。
お申し込みの際は、作業時間と価格をしっかり相談されてから挑戦して下さい。
このブログを読んで
牛臥の山小屋で作業がしてみたい!!という方も
予約の際に相談していただければ送迎付きで対応します。
との事でしたよ(*^∀^*)♪♪
詳しいお問合わせは
【杉玉道場】
所在地/鳥取県八頭郡智頭町智頭409
TEL:0858-75-0452
料金/5000円~(直径18㎝から)
杉の葉はこれからがベストシーズンです。
智頭町にお越しの際は杉玉づくりを体験して
オンリーワンの素敵なお土産を手に入れて下さいね(^_-)-☆
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