ループ麒麟獅子バスに乗って
鳥取駅から鳥取城跡(停留所)へとやってきたわたし達は
「鳥取城跡・無料ガイド案内」に参加しました。
詳しくはこちら→「戦国絵巻をゆく、鳥取歴史コース」
集合時間は13:00
鳥取城跡(停留所)下車した目の前が集合場所です。
結局この日のツアー参加者は
わたしとえいちゃんの1組のみ
マンツーマンで案内していただけるなんて
なんてぜいたく♪
そしてラッキー(笑)
ガイドさんに連れられ
鳥取城跡へと出発しました。
こちらは西坂下御門
家来専用出入り口だった所だそうです。
明治6年、明治新政府によって
日本のお城の多くがもはや不要であるとして
破却命令が出された「廃城令」時点で
建て直して数年しか経過していなかった事から
解体するのはもったいないという事で
この門だけが残ったとか
その後、昭和27年に鳥取大火が起こり
門は全焼してしまいましたが
焼失をまぬがれた金具部分などを使い復元
現在の復元城門の姿になったそうです。
鳥取城は石垣が特徴的な事でも有名
写真↑↑下段の石垣、草が茂っているのですが
実は緑におおわれている部分が
当時そのままの石垣
草におおわれていない上段部分は
昭和18年の鳥取大地震により崩れてしまたことから
当時の資料などを参考に復元されたそうです。
ガイドさんの話に耳をかたむけながら
三階櫓(やぐら)跡へ向かいます。
細い小さな階段の先には・・・
鳥取市内の街並みが一望☆
写真左下、白亜の洋館は
国指定重要文化財「仁風閣」です。
設計したのは
赤坂離宮、京都国立博物館など
数多くの有名建築を設計した
片山熊工学博士
今回参加した鳥取歴史コースは
入館料は有料ですが
「仁風閣」見学もコースに含まれています。
鳥取歴史コース特典として一般150円の入場料が
120円に割引していただけますよ♪
「仁風閣」の入場は・・・
一般的な正面玄関からではなく
鳥取城跡に続く裏道から入りました。
何度も来ている「仁風閣」ですが
裏道から入るのは初めてで新鮮でした♪
「仁風閣」は、時の皇太子殿下(のちの大正天皇)が
山陰地方行啓の宿舎として使用した建物です。
この時、随行していた
海軍大将東郷平八郎が「仁風閣」と命名
東郷平八郎、直筆の書が現在も
2階ホールに掲げられています。
館内1階は
鳥取藩主、池田家の歴史をパネルで紹介するとともに
池田家ゆかりの品々などが展示されていました。
「仁風閣」では一部展示品を除いて館内の撮影はOKです
※撮影の際は係員の指示に従って下さい。
天気の良い日などは
館内のバルコニーや外の庭園で
結婚式の前撮りの撮影などもよくおこなわれているそうです♪
今でこそレトロな洋館といった風情の「仁風閣」ですが
当時は、鳥取県下で初めて電灯が灯されたりと
文明開化の到来を象徴する
世にも珍しい建物だったそうです。
人々の衝撃を想像すると
わたしが東京スカイツリーを見た時の衝撃と
通じるものがあるのかもしれません(笑)
ちなみに「仁風閣」は
鳥取池田家第14代当主、池田仲博侯爵が
ポケットマネーで建築したそうなのですが
建築費は当時のお金で4万4千円
市役所の年間予算が当時5万円だった事を考えると
想像をぜっするお金持ちだった事がわかります。
池田仲博侯爵のお父さんが
15代将軍徳川慶喜だと教えられた時は
更に衝撃でした(笑)
今回無料ガイドを利用して思った事なのですが
歴史的な建造物というのは
背景を知って見学すると
楽しさが全然違います。
約2時間の散策
日曜日限定ですが
鳥取市内へ遊びに来られた際には
ぜひご利用してみてください。
鳥取の旅の素敵な思い出になること間違いないですよ☆
★旅のおさらい★
(日曜日)
午前中 鳥取観光
12:00 ループ麒麟獅子バス 鳥取駅バスターミナル 発
12:08 ループ麒麟獅子バス 鳥取城跡 着
↓ 鳥取県立博物館内レストラン昼食(7月8日OPEN予定)
13:00 鳥取城跡バス停前 久松公園入り口 無料ガイドツアー
↓ 約2時間 戦国絵巻をゆく・鳥取の歴史コース
15:00 久松公園入り口 解散
15:46 ループ麒麟獅子バス 鳥取城跡 発
15:54 ループ麒麟獅子バス 鳥取駅 着
↓
16:54 スーパーはくと12号 京都行 発
または
18:40 スーパーはくと14号 京都行 発
※平日の場合
麒麟ループバス【運休×】 → 100円循環バスくる梨 青コース
鳥取バスターミナル0番乗場
↓
仁風閣/県立博物館(停留所)下車
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