三朝温泉で体を清め、精進料理で体力をつけた私たちは
三徳山の投入堂へ。。。。。。((( ^ ∀^)
谷川天狗堂から、さらに石段を上った所にある
参拝受付案内所で本堂までの参拝料(大人400円、子ども200円)を払います
すると住職らしき方が
「ちょっとちょっと、ここに立って、あそこを見て」
とおっしゃったので、その方向を見ると
投入堂までにある最初のお堂「文殊堂」の屋根が見えました
写真だと見えるかな~??
いや、見えないか~??
はやる気持ちを抑え、登山事務所へ向かいます
その途中には
皆成院
輪光院
という3つのお寺があります
これらは宿坊でもあり、精進料理を頂くことができます
さらに階段を上ると…
宝物殿
投入堂に祀られていた「蔵王権現」が展示されています
かなりの迫力!!!
他にも、木製の狛犬や投入堂で使われていた柱など
なかなか興味深いものがいっぱいで、どれも貴重なものばかり☆★
宝物殿の横の方には、たくさんのお地蔵様
宝物殿へ行くまでの階段をきれいにする際
古い階段の石を削って作られたお地蔵様
階段の「段」で「だんだん」
方言で「ありがとう」を「だんだん」ということから
「だんだん地蔵」と呼ばれているんです
この辺りでは「ありがとう」のことを「だんだん」と言うそうです
鳥取県東部出身の私は聞いたことありません(-_-;
同じ鳥取でも三徳山のある中部地方では方言が違うんですね~
さらに階段を上って三佛寺本堂へ
現在、三佛寺本堂は保存修理中(平成22年11月30日まで)
なので、仮本堂に投入堂参拝の安全祈願をしました
工事中本堂の脇を抜け、登山事務所へ
参拝受付時間は8:00~15:00まで
投入堂参拝料(大人200円、子ども100円)を払い
入山手続き(名前・住所・入山時刻を記入)
そして靴のチェック★
投入堂までの道のりは険しいので
溝がしっかりついた靴またはわらじでないと
入山できません!!
私たちは、もちろんわらじ(一足500円)
前日に雨が降ったこともあり、地面は滑りやすくなっているようですが
「わらじが一番滑らない!!!」
ということらしいので、裸足にわらじスタイル
さらに、輪袈裟(わげさ)をします
輪袈裟をすることで、私たちは修行で投入堂に入りますよ
という意味になるそうです
では修行開始!!
この門をくぐると私たちは修行者の一人
なかなかの山道
修験道の開祖と言われる役行者の像
そして、三徳山を修験道の行場とした人
来ました最初の難関!!!
「カズラ坂」
木の根をつかみながら登っていきます
しかも、土が無くなって根が宙に浮いてる~
体重をかけた瞬間にバキッ
みたいなことはないんだろうかと思いましたが
意外にしっかりしています(≧∇≦)b
うっすらと見えてきました
三徳山最初のお堂で国の重要文化財「文殊堂」
この辺りは、難所の数々
そのひとつ「クサリ坂」
クサリを使って急斜面を登ります
見た目は少し怖いですが
結構、登りやすい(^^)
そして、紅葉の時期なので
文殊堂から見る景色は最高☆★
としくんの手を見ると
しっかりと建物をつかんでいます(笑)
下を見ると、一面の紅葉や登ってきている方の姿が見えたり
自分が宙に浮いているみたいな感覚で
ドキドキです
文殊堂から約5分で到着
これまた国の重要文化財「地蔵堂」
ここからは、工事中の三佛寺本堂が見えました(写真中央)
地蔵堂を過ぎれば投入堂まではあと少し
その前に「鐘楼堂」で鐘をつきます
鐘は投入堂を向いてつくようになっていて
座って鐘をつくのが三徳山流
「来ましたよ~」と知らせるためにつくものだそうです
ですから、鐘をつかないと来たことにならないので
必ず鐘をついて下さいね☆
この鐘は約2トン
ここまでどうやって持ってきたのかは不明…
この鐘は県の重要文化財です
鐘楼堂で鐘をついた後は「馬の背・牛の背」
馬の背や牛の背と言うのは細い道のこと
ここが投入堂への最後の難関
その難関を抜けると国の重要文化財「納経堂」
県の重要文化財「観音堂」と「元結掛堂」
ここまでくれば、投入堂まではすぐ!!!
と言っている間に到着☆★☆
これが国宝「投入堂」と、右側に建つ小さな「不動堂」
断崖絶壁に建てられた投入堂は、見れば見るほど不思議
投入堂がある崖部分は切り取られたみたい
でも、それは水が何年もかけて岩を削ってできたもの…
自然って本当にすごい!!!
もともと、日本人は山や海、風など
自然そのものに神様が宿っていると考えていたそうです
なので、投入堂も自然と一体化するような柱だったり場所だったり…
投入堂へ着いたときは自然に対しても
「合掌、礼」で、感謝の気持ちを忘れずに
投入堂に着いたということは、帰らなくてはいけません
今来た道を帰るのか~と考えると少し不安
「やっぱり、帰りの方が大変ですよね??」と聞くと
「時間的には早いですけど、ケガをされる方はほどんど帰りですね」と言われ
さらに不安でしたが
少し滑りつつも無事に下山 (∩_∩;)
行き→約50分
帰り→約40分
約1時間30分の修行は終わりました
私の足は指先が真っ赤(;_;)
足洗い場完備(タオルも置いてありました)なので
汚れた足を洗うことができます★
感謝です
これで修行は終わり
足が寒い&険しい道という厳しい修行でしたが
たくさんのお堂やそこから見る景色は本当に素晴らしい
投入堂参拝登山でした(o^^o)
あっ、これだけは言えます
登っておいて損はない!!!
でも、本当に道が険しいので無理はしないで下さいね
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♪お勧めプラン♪
京都・大阪方面から
~平日~
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→ 足湯巡りをしたり、温泉街を歩いてみたり
→ 「三朝温泉」12:26発のバスに乗って「三徳山参道入口」へ 12:39着
→ お昼ごはん
→ 三徳山参拝
→ 「三徳山参道入口」15:18発のバスに乗って「倉吉駅」へ 15:50着
→ 倉吉駅16:24発のスーパーはくと12号に乗って帰る
~土・日・祝日~
スーパーはくと1号に乗って倉吉駅へ 10:43着
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→ 「三朝温泉」12:25発のバスに乗って「三徳山参道入口」へ 12:38着
→ お昼ごはん
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→ 「三徳山参道入口」15:18発のバスに乗って「倉吉駅」へ 15:50着
→ 倉吉駅16:24発のスーパーはくと12号に乗って帰る
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