2010年8月5日木曜日

ちょっと大人な智頭宿の旅 その①

今回、私たちが行ってきたのは
鳥取県八頭郡智頭町にある




『智頭宿』です



智頭宿は鳥取藩の宿泊場所
ここには、今でも当時の面影を残した建物が残っているんですよ


智頭宿は智頭駅から徒歩10分程度と
駅から近いんです




ここで余談…
智頭駅って2つあるのを知っていますか??

JR智頭駅と智頭急行智頭駅
どちらも智頭駅ですが

駅舎は別













これが智頭急行智頭駅















これがJR智頭駅

駅舎は別だけど隣同士でホームもつながっているんですよ





話は戻って智頭宿への行き方…

JR智頭駅を出て真っ直ぐ。。。。。。((( ^ ∀^)













途中、国道53号線の交差点を渡ったりしますが直進



ガソリンスタンドの脇の道を入って行くと
学校が見えてくるので












ここを左に曲がります






スーパーはくと3号にのって智頭まで来ると
到着時刻が11:30なので
お昼ごはんをどこで食べようかなと考えるころ



智頭駅周辺にも食事ができるところはたくさんありますが
今回は智頭宿にある「もみの木亭」でお昼ごはんを
食べたいと思います


もみの木亭は小学校を左に曲がってから歩いて5分
看板が出ているので分かると思いますよ













これがもみの木亭

もみの木亭は明治30年ごろの和風建築の町屋
きれいに手入れされた裏庭を見ながらごはんが食べられるんです




ここのおススメは
かまたまうどん(500円)とぶっかけそば(650円)
そして季節のごはん(300円)


私はぶっかけそばと季節のごはん
としくはかまたまうどんを食べることに




これがぶっかけそば












コシがあっておいしい(*^▽^*)



そして、これが季節のごはん












(写真は2人前)



季節のごはんは季節ごとに違っていて
夏の今は、智頭町名物「柿の葉寿司」



ふんわりとした酢飯の上にサーモンがのっています
山椒ものっているので香りも爽やか~
夏にピッタリ!( ^-^ )

とってもおいしかったですよ♪♪



夏以外は
ちらし寿司だったり、筍ごはんだったりするそうです



としくんのかまたまうどんがコチラ














つけ麺のようにして食べるんです
としくんは「うまいっ!!」と大絶賛 (≧∇≦)






裏庭にはもみの木亭の名前の由来になったもみの木…の切り株













前はたくさん生えていたそうですが、今残っているのは1本だけ





そんな裏庭にある洋館は「西河克己映画記念館」













昭和5年に療養所として建てられ
その後、キリスト教の教会として使用されていた建物なんです




中は思っていたより新しいですが
当時のものを使っていたりもするんです



西河克己は智頭町出身の映画監督で『伊豆の踊子』などの監督

知らなかった~(∩_∩;)




映画のポスターがたくさん
吉永小百合さんのサイン色紙や写真なんかも飾ってあります
















2階では鑑賞会ができるようになっています
ここにも、いろんな写真が飾られていました


西河克己さんって有名な映画監督なんですね


見たことのない映画ばかりでしたが
私の知っている有名人の写真もあって
なかなか面白いです(o^^o)





次に私たちが向かったのは
もみの木亭の前にある「craft&cafe 和楽」というお店













ここのお店も歴史を感じさせます



ここは5人の作家さんが作品を展示販売しているんです













訪ねた日には作家の1人である
須賀誠一さんがいらっしゃいました


須賀さんは、アンティークアレンジメントというのをされていて
作品がコチラ


















こういうのが似合う部屋っておしゃれですよね


店番は5人の作家さんが持ち回りでしているので
作家さんと話しながら作品を見たり買ったり…




ここはカフェにもなっていて
「列車の時間まで少し時間があるから」と言って
お茶を飲んで行かれる方が結構いるみたいです


















確かに、ちょっとお茶するにはいい場所ですね





和楽の次に向かったのは石谷家住宅












智頭往来を歩いていると何軒か大きなお家を見かけますが
一般公開されているのはここだけ
しかも、石谷家住宅は国指定重要文化財!!



敷地面積3000坪に、部屋数は40余りという大きさ

さっそく中へ














大きい(゜ロ゜)


絶対に言ってしまいます(笑)















これは江戸座敷
江戸期の建物で、障子部分にはハートマークがあるんです



カワイイ(o^_^o)


これ、実はハートマークではなく
猪目(いのめ)というんです

この形がいのししの目のようだからというそのままの名前
これを見て「いのししの目だ!!」と思う人はいるのでしょうか!?
















他にも、家の中に橋がかかっていたり
















神殿室という部屋があったり














お風呂の天井には湯気を抜けさせる穴の細工がしてあったり…




部屋がたくさんありすぎて紹介しきれない~



石谷家の見どころは部屋以外にもあるんですよ

それは庭

池泉庭園(簡単に言うと池のある庭)や枯山水庭園、坪庭など…
石谷家住宅には全部で7つの庭があるんです














これが池泉庭園
















枯山水庭園には東屋があるんですけど(写真では木の幹の横)


ここではバーベキューをしていたそうですよ(笑)





石谷家住宅では庭を見ながらくつろぐことができる喫茶店があります















私たちも食堂で庭を見ながらチョット休憩~(^o^)
















そして、7つある蔵のうち3つの蔵を
美術品展示屋や智頭林業の紹介、ギャラリーとして使っています















石谷家はお金持ちの中でも別格という感じ(>w< )





そんな石谷家を出てすぐ目の前の建物は

智頭消防団本町分団屯所

この建物も国登録有形文化財なんです



















昭和16年竣工ですがもっと古そうな感じ



ホースが出ているということは今でも使われている
ということなんですね





次に私たちが行ったのは…
続きは「ちょっと大人な智頭宿を歩くその②」で紹介します☆★







より大きな地図で 智頭宿 を表示




お勧めプラン


京都・大阪方面から

スーパーはくと3号で智頭駅へ 11:30着
→ 智頭宿へ(智頭駅から徒歩10分)
→ 智頭宿の散策
→ 智頭駅へ(智頭宿から徒歩10分)
→ 智頭駅17:24発 スーパーはくと12号で帰る

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